イレオストミーの食事のコツ

手術から回復した後は、主治医から食事制限を指示されない限り、徐々に好きな食事に戻していきましょう。
ただし、特に手術後6~8週間の時期は、回腸も手術からの回復途中であるため、高線維食により閉塞を起こすことがあります。腹部のけいれん痛、下痢、吐き気、嘔吐があった場合は、主治医もしくは看護師にすぐに連絡してください。
予防するために:
- 食べ物を十分に噛んでください。
- 1日当たり6~8カップ(1.5~2リットル)の水やその他の飲み物をとってください。
- 下記の高繊維食については、最初は制限し、その後徐々に再開してください。
- セロリ
- ポップコーン
- アブラナ科の野菜(例えば、キャベツ、ブロッコリ、カリフラワー、ケール、芽キャベツ)
- ココナッツ
- 生パイナップル
- コールスロー(キャベツの千切り)
- レーズン、プルーンとその他のドライフルーツ
- マッシュルーム
- 種実類(例えばアーモンド、クルミ、ギンナンなど)
- サラダ用緑野菜
- エンドウマメ
- 食用の果実皮(例えば、リンゴ)
食品に対する反応は人それぞれです。また食事制限が一時的なものに終わることもあります。
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1 UPMC. https://www.upmc.com/health-library/article?hwid=ug2186. Accessed November 17, 2022.